常々、父は「デザイナーは、図柄を考案することだけに終始してはいけない。あくまでデザインを通してそのクライアントの目指すものを具現化するために工夫し、デザインを通してビジネスを成功に導くために努力しなければならない」と言い続けていました。
そして今、時代はデザイナーにそのことを求めていると実感しています。
「ブランディング」とは何でしょうか。 繁昌店やベストセラーを生み出すことは一朝一夕にできるものでは有りませんし、ただ漫然と営業していても企業のブランド化は計れません。 それには企業努力ともう一つ大切なことが有ります。 「客観的なプロの目」と「企画力」です。 自社を客観的に見つめることで生み出される統一されたイメージを対外的に印象づけ、社会のニーズに合わせつつ、一過性で無いヒット商品を企画し世に生み出して行く。 それにより企業のブランド化という結果を生むのだと思います。 私共はデザインプロデューサーとしてこうした企業のブランディングをお手伝い出来ますことを誇りに思い、これからも末永いおつきあいをしていきたいと考えています。
このサイトではこれまでの宣研におけるデザインの研究と実践の歩みとその作例をご高覧戴ければ幸いです。